福笹の飾り方に方角はあるの？えべっさんの縁起物はこう飾る

えべっさんと言えば「商売繁盛で笹持って来い」ですが、この福笹の飾り方に方角ってあるのでしょうか？

管理人も毎年のように今宮戎神社に行くのですが、もちろん縁起物を買って帰ります。

そして家の壁の空いてるところに適当に飾っていました。しかし、ふと飾り方にルールってあるのだろうかと疑問に思ったのです。今さらですが（笑）

なので今回は福笹の飾り方に方角はあるのかを調べてみました。

ついでなので縁起物の意味についても調べています。福笹をどこに飾ろうかと迷っているなら、ぜひ参考にしてみて下さいね。

福笹の飾り方に方角はあるの？

福笹の飾り方には方角があります。

「南向き」または「東向き」に飾る

えべっさんと呼ばれる「えびす神」は恵方とは無関係なので、今年はこの方角と言うような飾るのに縁起の良い向きなどはありません。

では、なぜ「南向き」もしくは「東向き」に飾るのでしょうか？

福笹は「神札」と同様にあつかう

神札とはつまり「お札」の事です。お札は神棚に祀りますので、福笹も同じように神棚に飾るようにすると良いです。

しかし普通は家に神棚なんてそうそう無いと思いますので、その場合は神棚を設置するような場所に飾るようにします。

つまり「南向き」もしくは「東向き」で、目線より高くてキレイな場所です。

このとき注意して欲しいのが南や東に飾るのではなく、「南向き」「東向き」に飾るようにして下さい。南向きなら北の壁などに、東向きなら西の壁などに飾ります。

ちなみに管理人が住んでいる家は古い家なので神棚があるんです。そして偶然にも神棚と同じ向きで縁起物を飾っていました^^

ご利益が無いのは、てっきり飾り方や方角が悪いのだと思っていたのですが、あてが外れましたね（汗）

もし福笹の飾り方で方角が違っていたなら、今年からはちゃんと「南向き」もしくは「東向き」に飾るようにして下さいね。

それでは次は縁起物の意味について紹介してゆきます。

縁起物の意味は？

福笹に付ける縁起物は「子宝」または「吉兆（きっちょう）」と呼ばれていて以下のようなものがあります。

銭叺
銭袋
末広
小判
丁銀
烏帽子
臼
小槌
米俵
鯛

これらは「野の幸」「山の幸」「海の幸」を象徴したものだそうで、小判や丁銀などは「お金」を表しており、末広は「扇子」など末広がりで縁起が良いとの意味があります。

また福笹などだけでなく「熊手」や「箕」なども露天で売られています。

熊手は「福熊手」と呼ばれ「福をかき集める」との意味があり、箕は「福箕」と呼ばれ「福をすくい取る」との意味があります。

ちなみに管理人はいつも福笹ではなく露天で縁起物を購入しています。

だって福笹はタダで貰えますが・・・

吉兆は高いんですよ！

あれ一個1500円ぐらいするんです。そんなもん何個も付けられないですよ。一個や二個しか吉兆が付いていない福笹なんて恥ずかしくて持って歩けないです。

だから管理人は1500円の福箕を買って帰りました^^

隣に写っているのは「福飴」です。

これも十日戎では外せない縁起物の一つですね^^ 管理人が買ったのは金太郎飴みたいな切っても切っても同じ絵柄が出てくる飴です。

他には飴をねじって棒のようにした「延命飴」と呼ばれる長寿を願った飴もありますよ。

せっかく十日戎に行ったのだから福笹は無理でも縁起物や福飴ぐらいは記念に買って帰りたいですからね。

十日戎は毎年9日～11日の3日間やっていますが、それぞれ「宵えびす」「本えびす」「残り福」と呼ばれています。この3日目の「残り福」は最後の日なので、露天の縁起物を値切ると安くしてくれる場合があるんです。

ちょっとお得に縁起物を手に入れたいなら「残り福」の日に行くのがおすすめですよ^^