まあ今まで飼っていた猫も、拾ってきたノラ猫なので当然ですがノミには慣れっこです。
だらかいつものようにノミ取りクシで駆除していたのですが、なにやら毛先に茶色いつぶようなものが付いているんです。
「なんだこれ?」
そう思ってよく見てみると動いているんです!猫の毛にノミ以外の虫が付いているのは初めてだったのちょっとビックリしました。
そこで猫の毛に虫かついていた時のことを詳しく紹介します。
猫の毛についてる虫の正体は何なのか?その虫は人間には害はないのか?調べたのでご覧下さい。
猫の毛に虫がついてる?
猫の毛に虫がついてる状態ですが、こんな感じです。ちょっと分かりにくいですが、赤丸の中にかすかに茶色っぽい物体があります。ゴミだと思っていたらこれが虫だったんです。
その虫の正体ですが・・・
シラミでした!
正確には「ネコハジラミ」と呼ばれるシラミの仲間で、猫の体に寄生する種類のようです。
まさかとは思いましたが、まあもともとはノラなんだしシラミぐらいいてもおかしくはないです。ただ、これまで飼っていた猫達にはいなかったんですけどね。
大きさはだいたいゴマ粒よりちょい小さいぐらいの大きさです。かなり小さいので猫の毛に虫がついてるなんてパッと見ただけではシラミとは分からないです。
では、なぜ管理人はシラミだと分かったのか?
実は管理人の持っているデジカメには「顕微鏡モード」ってのがあるんです。なので小さな物でも拡大して撮影することができるんですよね。
ええ、撮影しましたとも。ガッツリと拡大して撮影したので、正体がシラミだと分かったのです。
その画像をみなさんにもお見せしますね^^ 虫が苦手な人は気をつけて下さいね。(ちょっと画像まで間を空けておきます)
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なかなかのキモさです(笑)あまりに動きまわるのでピントがちょっと甘いですが、まあ鮮明でなくてもいいでしょう。
これがね猫の毛に沢山ついてるんですよ。10個や20個じゃないですよ。卵みたいなのもいれたら50個以上はついてましたよ。
ちなみにコレが卵みたいなのです。
これがまた毛にガッチリついてるので、シャンプーしても落ちなかったんです。
いちおうノミを駆除するのにフロントラインを使用していましたが、とりあえず動物病院に行くことにしました。
猫の毛についた虫を駆除
動物病院ではポピュラーな案件だったのか「ああシラミですね」とあっさり診断が終わります。管理人「先生、駆除するにはどうすればいいですか?いちおうフロントラインはつけてるのですが・・・」
先生「毛を刈っときましょう」
管理人「えっ?毛を刈るんですか?」
先生「はい、それが一番です」
そんなわけで管理人の可愛い愛猫は、ふわふわの毛を刈られて貧相な姿となってしまいました(笑)
毛のない猫でスフィンクスってのがいますが、あれを触るとこんな感じなのかなと思いました。毛を刈られた猫には悪いですが、なんかちょっと面白くって笑ってしまいましたよ。
しかし笑っていられない事もあります。それは・・・
人間には寄生しないのか?
というのも猫が家に来てからシラミに気づくまで1週間ぐらいたっています。その間に部屋にも落ちてるだろうし、管理人の布団の上なんかでも寝ていましたからね。
そこで獣医の先生に聞いてみました。
猫の毛についた虫は人間に寄生するのか?
これについては心配ないようです。そもそもシラミは寄生特異性が強いので、寄生する相手が決っているようです。だから猫のシラミはあくまで猫に寄生するだけで、人間に猫のシラミが寄生するようなことはないそうです。
それを聞いて安心しました。管理人に寄生しないんだったら問題ないです。
えっ部屋や布団に落ちてるのはどうするんだって?
そんな探しても見つからないような小さな虫なんて全然気にならないです!ノミみたいに痒くならないなら問題ナッシングです。
・・・と言いたいとこですが、ちゃんと掃除しますよ。だって毛を刈ったとはいえ猫にまた寄生されると困りますからね。
さいごに
猫の毛に虫がついてた時のことを紹介しましたが、あなたの猫は大丈夫ですか?想像以上にシラミは小さいので意識してよーく見ないと分からないです。つまり気がついてないだけで、あなたの猫にもシラミがついてるかもしれないですよ!
ぜひ一度、猫の毛をよーく観察してみて下さい。なにやら茶色っぽいのや、白っぽいつぶみたいなのがついてたらヤバイですよ。
もしもシラミがいたら、すぐに動物病院に連れて行ってあげて下さいね。