それにしても母の日っていつから始まったんでしょうね?それにカーネーションを贈るもの何故なんでしょうか?
なんだかちょっと気になったので母の日がいつか調べるついでに、母の日の由来なども調べてみることにしました。
あとカーネーションの色の意味なども紹介してるので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。
母の日はいつ?
「母の日はいつ?」今年(2024年)は何日なのか紹介します。今年の母の日は5月12日(日)です。
母の日は毎年5月の第二日曜日となっています。第一日曜日がゴールデンウィークなので、ゴールデンウィーク明けの次の日曜日と覚えておくといいです。
この第二日曜日が母の日なのは日本だけじゃないんです。他にも沢山の国がこの日を「母の日」として制定しています。
第二日曜日が母の日の国
- 日本
- アメリカ合衆国
- オーストリア
- カナダ
- 香港
- 台湾
- オーストラリア
- ドイツ
- イタリア
- 南アフリカ共和国
- シンガポール
- ニュージーランド
- ペルー
- フィリピン
- ベルギー
- ブラジル
- チリ
- コロンビア
- キューバ
- デンマーク
- エクアドル
- プエルトリコ
- スイス
- チェコ
- リヒテンシュタイン
- ウルグアイ
- 中国
- ウクライナ
- マレーシア
- ボツワナ
- 2月第2日曜日 ノルウェー
- ユダヤ暦 Shevat 30日 イスラエル
- 3月3日 ジョージア
- 3月8日 ラオス、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、スロベニア、マケドニア、アルバニア、ブルガリア
- 四旬節の第4日曜日 イギリス、アイルランド
- 3月21日(春分) バーレーン、エジプト、レバノン、シリア、パレスチナ、ヨルダン、クウェート、アラブ首長国連邦、イエメン、オマーン、サウジアラビア、カタール、リビア
- 4月7日 アルメニア
- 5月第1日曜日 ハンガリー、リトアニア、ポルトガル、スペイン、ルーマニア、南アフリカ共和国
- 5月8日 アルバニア、韓国
- 5月10日 メキシコ、エルサルバドル、グアテマラ
- 5月15日 パラグアイ
- 5月26日 ポーランド
- 5月30日 ニカラグア
- 5月最終日曜日 アルジェリア、フランス、ハイチ、スウェーデン、チュニジア、ドミニカ共和国、モロッコ
- 8月12日 タイ(シリキット王妃誕生日)
- 8月15日 コスタリカ
- 10月第3日曜日 アルゼンチン
- 11月16日 朝鮮民主主義人民共和国
- 11月最終日曜日 ロシア
- 12月22日 インドネシア
では日本で「母の日」が5月の第二日曜になった由来について紹介します。
母の日の由来
1870年にジュリア・ウォード・ハウという女性運動家が、戦場に夫や子供を送るのを拒否するべく立ち上がりました。これを「母の日宣言(Mother’s Day Proclamation)」といいます。南北戦争終結後にハウが発した「母の日宣言」は、アン・ジャービスが南北戦争中に敵味方をとわず負傷している兵士の衛生状況改善のために、地域の女性を結束させる「母の仕事の日」と称した活動をヒントにしました。
残念ながら「母の日宣言」は普及しなかったのですが、ジャービスが亡くなった2年後の1907年5月12日に転機が訪れます。
亡き母を偲んだ娘のアンナ・ジャービスが、母であるアン・ジャービスが教師をしていた日曜学校の協会で記念会を行い白いカーネーションを贈りました。これが現在の日本での「母の日」の由来とされています。
このことにより白いカーネーションは母の日のシンボルとなり、1914年にはアメリカの記念日として「母の日」が5月の第二日曜日に制定されました。
日本ではいつから?
1913年にアンナ・ジャービスから届いたメッセージにより青山学院で、母の日の礼拝が行なわれ「母の日」が定着するきっかけとなります。その後、1931年に皇后(香淳皇后)の誕生日だった3月6日を「母の日」としたのですが普及しませんでした。そして1949年ごろになってようやくアメリカと同じ5月の第二日曜日を「母の日」とするようなったのです。
それにしてもずいぶんと以前から日本にも「母の日」が定着していたんですね。しかし白いカーネーションがシンボルのようですが、管理人のイメージだと赤いカーネーションなんですよね。
そこでカーネーションの色について調べてみました。
カーネーションの色の意味とは?
カーネーションは色によって花言葉に違いがあります。- 赤色 母への愛、愛を信じる、熱烈な愛
- 濃赤色 私の心に悲しみを、欲望、情熱
- ピンク色 感謝、気品、熱愛
- オレンジ色 純粋な愛情、清らかな慕情、感動
- 青色 永遠の幸福
- 紫色 誇り、気品
- 黄色 軽蔑、嫉妬、愛情の揺らぎ
- 白色 あなたへの愛は生きている、尊敬、亡き母を偲ぶ
さてシンボルとなる白いカーネーションですが、実はこれ故人に送る色なんだそうです。なので母親にカーネーションを贈るなら白色は避けたほうがいいですね。
最初は自分の胸に飾っていた
1914年にアメリカで「母の日」が制定された当時は、母親が健在なら赤いカーネーションで、故人なら白いカーネーションを胸に飾っていたそうです。それが今日の母親にカーネーションを贈る習慣へとなったそうで、赤いカーネーションを贈るのが今では定番となったみたいですね。
聖母マリアが落とした涙から咲いた花
カーネーションは聖母マリアが落とした涙から咲いた花と言われています。赤いカーネーションはキリストの体から散った地の色、白いカーネーションは十字架にかけられる前のキリストとマリアを表すそうです。
こんなことからも赤いカーネーションは母性愛の象徴とされているようです。カーネーションは聖母マリアが落とした涙から咲いた花と言われています。赤いカーネーションはキリストの体から散った地の色、白いカーネーションは十字架にかけられる前のキリストとマリアを表すそうです。
さいごに
今回は母の日はいつ?母の日の由来などを紹介しましたが参考になりましたか?今まで気にしたこともなかったですがアメリカが由来だったとは知りませんでした。想像以上に沢山の国に定着しているのも驚きです。
なにかのテレビで見たのだと思いますがオーストラリアでは「菊の花」を母の日に贈るんです。なんかそっちのほうが日本的な感じがするなぁと思って見ていました。
まあせっかくなので花だけでなく何かプレゼントも添えて贈りたいとこです。花とセットになったギフトセットなんかも良いかなと思っています。
もちろん母の日だけでなく、日頃から母親への感謝の気持ちを忘れてはダメですよ。