それもそのはずマンサクは「魔女の杖」の材料だったとか?!
今日はそんなマンサクの花言葉や、名前の由来などマンサクについて紹介してゆきます。
それでは早速ご覧下さい。
マンサクの花言葉は?
マンサクの花言葉には以下のようなものがあります。- 霊感
- 直感
- ひらめき
- 神秘
- 魔力
- 不思議な力
- 呪文
マンサクの花言葉がちょっと偏ったイメージなのには意味があります。実は欧米ではマンサクを「魔女の杖」の材料にしていたそうです。
そんなマンサクとはどんな花なのでしょう?
マンサクとはどんな花
マンサクは低木~小高木の落葉樹で、早春ぐらいに花を咲かせます。細長い短冊状の花弁が特徴的で、開花時期には枝に沢山の花が咲きます。日本や中国原産で、中国種は「シナマンサク」と呼ばれます。日本では北海道~鹿児島県まで日本全国に広く分布しています。
管理人が初めてマンサクを見た時の印象は、マンサクの花言葉とは程遠い「変な花」ってイメージでした。なんと言うか線香花火みたいな花だなと思ったんです。
マンサクの名前の由来
マンサクの名前の由来ですが、春先に花を咲かせるので東北地方で「まず咲く」→「まんずさく」→「まんさく」と訛りによりついた説があります。また東北地方ではマンサクの咲き具合で、その年が豊作になるのか、凶作なのかを占っていたので「満作」の願いを込めたのが由来だとの説もあるみたいです。
アメリカでは「Japanese witch hazel」
欧米では日本のマンサクを「Japanese witch hazel」と呼ばれています。「witch hazel」を直訳すると「魔女の榛(はしばみ)」となります。これはマンサクを魔女の杖の材料や、占いの道具として用いたことからついた呼び名です。
ここで管理人が驚いたのは「えっアメリカにも魔女が居たの?」です。だって魔女って言うと中世ヨーロッパってイメージしかないんですよね。
そこでアメリカの魔女についてネットを検索すると「セイラム魔女裁判」ってのがヒットしました。
セイラム魔女裁判
1692年にニューイングランド地方マサチューセッツ州セイラム村で、200名もの村人が魔女として告発されて、19名が処刑され1名が拷問中に死に5名が獄死しました。
集団心理が暴走をおこす例として、今でも魔女裁判に無実の人々がかけられた経緯が引用されます。
ヨーロッパでは1590年から1660年あたりまで魔女狩りが行なわれていたようですが、それよりもさらに30年もたってるのにアメリカで魔女裁判が行なわれていたとは知りませんでした。1692年にニューイングランド地方マサチューセッツ州セイラム村で、200名もの村人が魔女として告発されて、19名が処刑され1名が拷問中に死に5名が獄死しました。
集団心理が暴走をおこす例として、今でも魔女裁判に無実の人々がかけられた経緯が引用されます。
ちなみに1692年は日本だと江戸幕府5代将軍「徳川綱吉(とくがわつなよし)」の時代となります。犬将軍や犬公方といったほうがピンとくる人も多いかと思います。
魔女裁判もたいがいですが、徳川綱吉の「生類憐みの令(しょうるいあわれみのれい)」もかなり酷い制度なので、現代のような平和な時代に生まれてよかったとつくづく思います。
ちょっと話が脱線してしまいましたが、次はマンサクの開花時期について紹介します。
マンサクの開花時期
マンサクの開花時期を紹介します。- 開花時期:2月~3月
梅や桜のように、あたり一面って景色には出会ったことがないですが、黄色い花なのでそれなりにきれいだと思います。
このマンサクにはいくつか種類があるんですよ。
- マルバマンサク
- トキワマンサク
- ベニハナトキワマンサク
さいごに
マンサクの花言葉など、マンサクについて紹介してきました。管理人も知らなかったのですが、ほんと不思議な感じの花言葉ですよね。占いとか好きな女性に送るにはピッタリかもしれないです。
気づいてないだけで、意外と公園なんかでもマンサクはよく見かけます。あなたの近所の公園なんかにも植えられてるかもしれないですよ。
せっかくなのでマンサクの花言葉を思い出しながら鑑賞してみて下さいね。