でも1日ぐらいなら我慢できますが、2日や3日となるとさすがに・・・
そこで風邪をひいた時のお風呂の入り方について調べてみました。すると驚くことにお風呂に入ったほうが良い場合もあると分かったのです!
医者もダメだって言っているお風呂に入ったほうが良いなんてどういう事なのか?
風邪をひいた時のお風呂の入り方や、その効果について。さらに入らないほうがいいと言われていた理由などについて紹介しますね。
風邪をひいた時のお風呂の入り方
風邪をひいた時のお風呂の入り方について紹介します。- 浴室と脱衣所を暖かくしておく
- お湯の温度は41度ぐらいにする
- 入浴時間は10分~20分にする
- 体をすぐに拭き、髪を完全に乾かす
- しっかりと水分を補給する
風邪をひいた状態でお風呂に入るなら、絶対に注意して欲しいのが「湯冷めしないようにする」ことです。
あらかじめ浴室は暖房もしくはシャワーなどで暖かくしておきます。さらに脱衣所も暖房などで暖かくしておいて下さい。
お風呂から上がった時に脱衣所が寒いと湯冷めをして風邪が悪化してしまいます。脱衣所が寒いなら、すぐに暖かい部屋に移動してから体を拭くようにしましょう。
また髪は洗わないようにするほうがいいです。どうしても洗髪するのなら、ドライヤーで完全に髪を乾かすようにして下さい。
お風呂に入ると大量の汗をかくので、しっかりと水分を補給するのを忘れないように。
お風呂に入るとどんな効果が?
風邪をひいた時にお風呂に入ることで、どのような効果があるのでしょうか?実は体の免疫力がもっとも高くなるのは体温が37度台のときです。体温が1度上がると免疫力が5倍アップすると言われています。
入浴することにより体温を上げて免疫力のアップを期待できます。
ただしお湯が熱すぎると体力を奪って逆効果となるので、41度ぐらいのお湯でゆっくりと温まるようにします。
さらにウイルスは低温乾燥を好みます。お風呂の中は高温多湿なので鼻や喉を保湿して、ウイルスの活動を弱める効果もあります。
また血行を促進してくれて、発汗作用をスムーズにするなどの効果が入浴にはあります。
こんなに良い事ずくめなら、風邪をひいた時はお風呂にはいって治せばいいと思ってしまいますよね?しかし、風邪の状態が悪いならお風呂に入るのは厳禁です。
こんな時はお風呂に入らない
風邪をひいた時のお風呂の入り方について紹介していますが、風邪の状態によってはお風呂に入ってはいけません。こんな時はお風呂に入らないようにして下さい。
- 熱が38度以上ある
- 悪寒がする
- 体がだるい
- 頭痛がひどい
- めまいがする
- 下痢の症状がある
たとえ体がだるくなくても熱が38度を超えているなら、お風呂には入らないようにして下さい。逆に熱が高くなくても体がだるかったり、悪寒や頭痛などの症状がひどいなら絶対に入らないようにします。
あくまでも入浴するのは風邪の初期症状のときや、治りかけぐらいの時だけにしておきます。
しかし風邪をひいてる時は「お風呂に入らないほうがいい」と言われているのに、ほんとに入っても大丈夫なのでしょうか?
お風呂に入らないほうがいいのは昔の話
昔はあたりまえのように風邪のときは「お風呂に入らないほうがいい」と言われていました。実際に管理人も子供の頃に医者から「今日は風呂に入らずに早く寝るように」と言われた記憶があります。親からも風邪のときは「風呂はやめとき」と言われて育ちました。
実はこれって昔の日本の住環境が原因だったんです。
今のようにサッシの窓が当たり前でなかった時代は、気密性も高くなくて、すきま風なんかも入ってきていました。
それに風呂もタイルなど底冷えするような仕様だったので、かなり湯冷めをしやすい環境でした。
それでも家にお風呂があるのはまだ良いほうで、管理人なんて毎日のように銭湯に通っていました。昔は近所に何件も銭湯があったんですよね。
当然ですが近所の銭湯に行くんだから軽装です。さらにドライヤーは有料なので髪は家で乾かします。つまり風呂上りに「濡れた髪」「軽装」で真冬の夜道を歩くわけです。
そんなもん体調が良くても風邪ひくわ!
そりゃ医者でなくても「お風呂に入らないほうがいい」と言いますよ(笑)
この事から分かるのは、風邪をひいたらお風呂に入ったらダメなんじゃなくて、湯冷めをすると良くないのです。
だから風邪をひいた時のお風呂の入り方でもっとも注意したいのは「湯冷めしないようにする」ですよ。
あとがき
管理人が子供の頃の冬は今よりも寒かったです。大阪でもバケツの水に氷がはってましたからね。さらに小学生の頃は冬でも半ズボンを履いていました。今そんなことしたら一発で風邪をひくと思います(汗)
しかし当時の寒さにタフな管理人でも、やはり湯冷めして風邪をひくケースが多々ありました。
もっとも多かったのは冬に散髪したときです。散髪したら絶対に風呂に入りますからね。
それでなくても湯冷めする銭湯の帰り道を、スースーする頭で歩いてたらそりゃ風邪をひきます。
なので今でも散髪したあとにお風呂に入るときは湯冷めに注意するようにしています。体調が良くても風邪をひくのだから、風邪ぎみの時は特に注意が必要です。
風邪をひいた時のお風呂の入り方では、湯冷めをしないよう気をつけて下さいね。