しかし管理人は(あられが降ってきた)と頭の中で思っていました。これってどっちが正解?
ひょうとあられの違いとは何なのか分からないので調べてみることにしました。
あと興味があったので世界最大のひょうの大きさはどれぐらいなのか?こちらについても調べています。
それではさっそく紹介するのでご覧ください。
ひょうとあられの違いは?
ひょうとあられの違いで、もっとも特徴的なのが大きさです。- ひょう 5mm以上
- あられ 5mm未満
ちなみに漢字だと「雹(ひょう)」「霰(あられ)」というように書きます。
俳句だと「ひょう」は夏の季語とされており、「あられ」は冬の季語となっています。このことからも分かるように「ひょう」は初夏に、そして「あられ」は初冬が主に降る季節となっています。
このように大きさだけでなく、季節によって「ひょう」と「あられ」を使い分ける場合もあるようです。
世界最大のひょうは29.6cm
1917年6月29日に埼玉県の熊谷市に降った「ひょう」は、かぼちゃほどの大きさがあり直径は29.6cmで、重さは3.4kgもあったそうです。
なんと驚くことに世界最大サイズの「ひょう」は日本で観測されていたんですね!1917年6月29日に埼玉県の熊谷市に降った「ひょう」は、かぼちゃほどの大きさがあり直径は29.6cmで、重さは3.4kgもあったそうです。
かぼちゃほどの氷の塊が落ちてきたら屋根なんて簡単に穴があきそうです。そんなのがもし、頭に当たったら・・・うーん、恐ろしくて想像したくないですね(笑)
管理人は傘でふせげるくらいの「ひょう」しか体験したことないですが、この動画のような「ひょう」が降ってきたら傘では身を守れないだろうなぁ~。
これはちょっと当たったら痛いってレベルを超えてますね。良くて打ち身や打撲、悪いと・・・ですね(汗)
あられにも違いがある
ひょうとあられの違いは大きさや主に降る季節ですが、あられにも違いがあるんです。- 雪あられ
- 氷あられ
雪あられ
白色の不透明で柔らかく、雪に少量の水が付着して落ちてくる状態です。氷あられ
白色の不透明または半透明の硬い氷で、積乱雲から降ってきます。ちなみに今回紹介しているひょうとあられの違いでの「あられ」は、この「氷あられ」を指しています。「氷あられ」と「ひょう」は同じ発生メカニズムだからです。
ひょうとあられの発生メカニズム
「ひょう」や「あられ」は積乱雲の中で作られています。積乱雲の中では上昇気流が発生しているのですが、これが原因となって作られます。上昇気流とは下から上に向かって吹く風ですが、これが落下しようとする氷の粒を、また上空へと戻してしまうのです。
落下するときに溶けかかったのが、上空に戻されてまた凍るのですが、このときに他の氷の粒とくっつくなどして大きくなります。
これを何度も繰り返しているうちに「あられ」や「ひょう」となって降ってくるのです。
なので先ほど紹介した「雪あられ」は雪に混じって降りますが、「氷あられ」は「ひょう」と同じように雨に混じって降ってきます。(もちろん「ひょう」「あられ」だけ降る場合もあります)
まとめ
今回はひょうとあられの違いについて紹介してきました。どうですか違いは分かりましたか?最後のおさらいでもう一度まとめておきますね^^
ひょうとあられの違いは「大きさ」や「季節」で使い分ける
雹(ひょう) 5mm以上
霰(あられ) 5mm未満
俳句では「ひょう」が夏の季語で、「あられ」は冬の季語。
あられには「雪あられ」と「氷あられ」がある。
「ひょう」「あられ」は積乱雲の中で作られる。
ちなみにお菓子の「あられ」なんですが、あれは「霰餅(あられもち)」の略で同じ漢字を使います。雹(ひょう) 5mm以上
霰(あられ) 5mm未満
俳句では「ひょう」が夏の季語で、「あられ」は冬の季語。
あられには「雪あられ」と「氷あられ」がある。
「ひょう」「あられ」は積乱雲の中で作られる。
「あられ」を煎るときに音をたて跳ねる様子が、空から降ってくる氷のあられに似ているからその名がついたそうです。
そんなことを書いてると「おかき」が食べたくなりした。(あられとちゃうんかい!)
ということでコンビニに買いに行ってきまーす☆